失われた川、櫻川を辿る【加賀野編】 vol,3
いよいよ佳境へ、櫻川加賀野編。
浅岸せせらぎ公園内にある水辺。もしや!?と思ったが跡ではなさそうだ。この小川を横断して、その先は住宅街。
家と家の間を流れる。
住宅街に入る為、一旦、中津川の脇の道を歩く。中津川と道路の間を水路が流れている。この水がさっきのせせらぎ公園の水辺に流れているようだ。 経路は違うが、移動して残したのかな?
公園より反対側へ回り込んでみると、不自然なスペースとなっている。偶然なのか?
その先を振り返ってみると、家のど真ん中を流れる経路。跡はない。この辺は、でかい家がさらに多い。地主かな?
中津川と米内川の合流地点。
いよいよ、地図の載っているギリギリ付近。今日一番の大きい家だ!どんな仕事をしている人なのだろう?掃除も大変だ。現在の地図を見ると、この家のあたりに池のようなものが記されているが、関係ないよな?ジロジロ覗くワケにもいかないので、まぁ、よしとしよう。櫻川は中津川から取水しているのだから。
水道橋付近。見渡しても、跡らしいものはない。残念だが、これ以上は分からない。緑の点線のように流れていたのだろうか?せっかくなのでその先を行ってみよう。
道路からわき道の砂利道に入っていく。水門がある。この辺から取水していたのだろうか?
さらに進むも、それらしい跡はやっぱりない。このまま進んでもいいが、この先はどうなっいるかは知っている。この先は今にも壊れそうな家が建っている、でも、人は住んでいる気配がある。それ以上、特にない。 櫻川のスタートは、見当たらない。
この辺は柿木平と呼ばれ、土器も見つかっている。壷が逆さまになって地中に埋められていたようで、珍しいようだ。『柿木平』と関係あるのか柿木が多い。あぁー櫻川の始まりを発見できなかった。残念。
とぼとぼと歩いていると、浅岸せせらぎ公園へ着いた。ふと、隣接している公民館を眺めていると、ナニヤラ??
地図ではないか!!
浅岸の造成前の測量地図だ!これにはイイぞ!!辺り一面が水田だ。これなら櫻川が載っておりのでは??人目も気にせず食い入るように、見た!
が!!
櫻川はなかった。
緑線が櫻川の経路。櫻川の『さ』の字も載っていない。
『馬下手堰』と『加賀野堰』の文字がある。この浅岸せせらぎ公園の辺りが、加賀野堰となる。公園内の小川が加賀野堰の名残か?
これより古い地図を探して、見ない限り櫻川は載っていないようだ。
これですべての調査は終了。一部残っている箇所もあるが、時代とともに、いずれなくなってしまうだろう。また、数年後に歩いてみたいものだ。
櫻川【加賀野編】 -完-