佐比内・朴木金山【完結編】 vol,2
この先に目指すものがあるのか!?朴沢金山 完結へ
道幅が狭くなっいる。ロープが設置してあった。たしかに足場がぬかるんでいる時はロープがないとキツイかも。
九十九折となっている。登山道にも見えるが、この先はどうなっている?持ってきた鈴をジャカジャカならし、熊に注意しながら登る。
それにしても、頭の上でブンブンと虫が飛んでいる。刺されそうだ。奴らは、これ以上、進むことを邪魔をしているのか!
ブゥーーーン!ズボッ!ガサガサガサ!
ギョエェェェェ!耳に入ってきた!!!写真を撮ろうと立ち止まると、小さな虫が襲ってくる。
手で振り払いながら進んで行く。お!!無数の石だ!ここは石捨て場か!?
さらに登る。撥水加工の上着を着ているので、サウナ状態だ。暑い、脱ぎたい!でも、立ち止まるの虫が首筋を狙ってくる!
が、がまんだ。我慢。フゥーー。ハァハァしながら一歩づつ登る。
!!!!?うおぉぉぉぉぉ!!!!
こんな山奥の山頂付近に人工物が!ベルトコンベアのような機械だ!
これで運んでいたのか!?でも、採掘が始まったのは1622年に山師の丹波弥十郎が落札してからだ。それから30年間ほどで終了したはず・・・。この機械はどうみても数十年前だ。100年前なんてことは無い。どういうことだ?
その隣には!
建物じゃねーか!!!『株式会社 朴鉱山』と看板もある。事務所だ!
中にはヘルメットやらスコップなどあり、黒板に落書きもある。『平成12年 小学生』『平成16年 ○○子○○子』と名前も。来た記念に書いたんだな。中を物色したかったが、床がベコベコで崩れそうだ。
比較的建物は新しい。新しいと言ってもここ数十年は経っているだろうが。いつまで使用していたのだろう?近年まで、採掘が行なわれていたのか?建物に気を取れられて気づかなかったが、そのすぐ近くには!
掘ったあとか!?近くに寄ると、もしや、もしや!坑口!?ついに発見か!?
さらに近くによって見ると・・・・・・・・・
坑口っぽいぞ!!さらに寄ると!?
おぉ!!?もしや!?
穴!!!あな!!!ANA!!!!
しつこいが、穴だよ!ライトを持ってきていないので、中は見えないが、間違いなく、坑口だ!!感動だ!!
遂に見つけたぞぉぉ!!
・・・なんか、穴のふちがプラスチックぽい。最近まで掘られていたのか?
さっきも言ったが、1622年より開始した金山だ。江戸時代だぞ。なのに建物といい坑口といい近代っぽい。株式会社 朴鉱山 を検索しても出てこない。 いったいどういう事だ!?
謎は解決しないままだが、坑口を後にした。今思えば、事務所跡を調べて見ればよかった。ただ、そっとしておいた方が良い様な気もする。
バイクまで戻ると、頭の上をブンブン飛んでいた虫は居なくなっていた。バイクも無事だ。山々一礼して、後を去った。
追記って程でもないが。前回も来るときも気づかなかったが、精錬作業所跡を見渡すと、
上の方は平坦になっている。ここに建物があったのか?さらによく見ると、
上部に上がる山道がある。どこへ通じているのだろうか?
ここ以外にも山中に入っていく、細い山道が数箇所ある。歩きでなければさすがにダメだ。
佐比内周辺には、朴木金山のほかに、洞ヶ沢金山、僧ヶ沢金山、平栗金山、釜ヶ沢金山など9箇所あったと言われている。細い山道の中に、残りの金山跡があるかもしれない。探してみたいものだ、ロマンだね、ロマン。
とりあえず、完。補足編あります⇒補足編へ