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大ヶ生金山  vol,1

2012.6.28_7.5

盛岡市の奥地にある、萬寿抗。

十数年前、スクーターであっちこっこ走っていた時、『金山』の文字が飛び込んできた。地図も持たず、出てきたので取りあえず案内通り?に進んだのだが、

どっかの林道に入ってしまって、萬寿抗付近に出てきた事があった。その時は萬寿抗入り口が分からなかったので見つけることは出来ず、帰った記憶がある。

あれから、十数年-----モンキーで行ってみよう!

盛岡から396号を進み、しばらく走ると左手の都南東小学校があり、ちょっと行くと、大ヶ生金山の看板がある。そこを左折。広々とした道路を快適に走ると、右手に理容室があり、ボロい錆びた看板に『萬寿抗』の文字が見える。

大ヶ生金山

錆びた看板目当てに走っていると見落とすので、理容室を気にしたほうがよい。十数年前はこの看板を見落とし、真っ直ぐ走ってしまったのだ。そこから田んぼ脇を通って、ズンズン進むと、イワナ、ヤマメの養殖とか、ミスマッチな彫刻など置いてある場所に辿りつく。

why?どうやら彫刻は岩手大学のアトリエらしいが・・・。それにしてもなぜこの場所?って感じ。

↓が周辺地図だ

大ヶ生金山

虫壁さんの集落なのか?やたら虫壁邸がある。鉱山を仕切っていた人たちなのか??この案内の左側民家に萬寿抗がある。やたらファンキーな車が置いてあったが、中虫壁さんの所有物?

大ヶ生金山

軒先にはなにやら説明があり、金鉱石も無造作に置いてある。これを拝借して売ったらいくらになるのだろう?なんて考えてしまう。いかんいかん!それにしても無防備すぎねぇ?

大ヶ生金山
大ヶ生金山

民家なのでウロウロしていても良いんだろうか?ファンキーな車の所有者だけに、ファンキーな人だったら怖いしなぁー。なんて思いながらちょっと奥に進むと、ありました!萬寿抗!

大ヶ生金山

無料で中を見学できるみたいだが、ちょっと怖い。勝手に見学は出来ないよう施錠してあります。

大ヶ生金山

のぞくとひんやりと冷気が伝わって、おまけにジメっとしている。今は古酒を保存しているようだ。まぁ、とは言え、コウモリさんとムカデさんはいるだろう。でも、探検してみてぇーどこまであるんだ?

目の前の山の裏手には『元山抗』もあるらしいので、いったん、戻ってそっちも行ってもた。看板を頼りに走ると、林道にぶつかり『キャンプ場まで1500m黒森権現まで2300m』という小さな看板。おそらく十数年前に走ったと思われる林道であり、その先は萬寿抗付近にでる林道のハズ。

結局、タイムアップで終了。本日の調査は終了。

次回、vol,2あります。