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モンキー クラッチケーブル交換

更新日:2016.7.4

モンキーのクラッチケーブル(クラッチワイヤー)の交換手順です。走行中にワイヤーが切れる錆びて固着し動かない、なんて事が起きないように普段からケーブル、ワイヤー類には、注油しておきましょう。なお、フロントブレーキケーブルの交換手順はこちら

ケーブル自体、なんら問題は無くちゃんと動いていたが、ワイヤーを覆っている外側の被膜が、経年劣化で割れてきた。そこから雨水が入ってきて、錆び付き、トラブルが起こるのも嫌だったので、クラッチワイヤーの交換をしました。

ケーブル、ワイヤー類は半年に一度、最低でもシーズン初めには注油しましょう!

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ケーブルに注油する方法

ケーブルに注油するためのアタッチメント工具があるが、ケーブルを外さないとセットできないので、私は持っているが使わない。ケーブルの脇から、潤滑油スプレーをシュっと吹き、レバーをスコスコ動かす。これを3、4回行い、仕上げに長めにレバーをスコスコ動かし、完了。ブレーキケーブルも同じ要領だ。スロットケーブル(アクセルワイヤー)はアクセルの固定部分に穴があるので、そこにスプレーの口先を突っ込み、注油。

クラッチケーブル交換の手順


クラッチレバーが磨耗し隙間ができ、取り付けがガタガタしていたので今回は、クラッチレバーも合わせて交換した。クラッチケーブルは純正の型番が分からなかったので、NTBを選択。NTBは純正にも使われているっぽいので、見た目は、ほぼ純正と変わらない。レバーはアルバ。

品名:アルバ レバー 左用
 型番:BL-008-SL
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品名:NTB クラッチケーブル
 型番:CCH-002
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クラッチ側から外すほうが、私は作業がしやすいので、エンジンにあるクラッチのステーからケーブルを外した。ラジオペンチなどを使い、ケーブルを持ち上げ余長を作り、タイコで引っかかっているところを外すが、なかなか難しい。焦らずに作業しよう。

次はクラッチレバー側を外す。今回はレバーも一緒に交換なので、レバーも外しました。写真の上がNTBレバーで、下が摩耗した純正レバー。

ケーブルを外したときに、ゴムのカバーもくっ付いてくるので、それを新品のケーブルに取り付ける。あとは逆の手順でクラッチケーブルを取り付ける。仕上げは、ちゃんとクラッチが切れるよう、ステー側で調整することを忘れずに。