北上川 最北の湧水地＠八幡平市

「北上川源流　弓弭の泉」を見たあと、七時雨山から回って帰ろうと走っていると、ものすごく気になる案内板を発見した！

「北上川　最北の湧水地」

はあ！？北上川源流は弓弭の泉ではないのか？源流と書いてはいないが、最北の湧水地？どういう事？地図を確認すると確かに弓弭の泉よりは北に位置している。そしてなにより、弓弭の泉より先にはまだ川は続いている。今、目の前のこの「北上川　最北の湧水地」ではないが、川は先へ続いている。

ちなみに地図で確認すると「北上川　最北の湧水地」は、染田川になり、涼川へと続き、平舘付近で赤川へ入り、大更で松川となる。そして、渋民付近で北上川と合流する。となれば、本線の北上川ではないにしろ、ある意味、基となる源泉だ。となれば、「北上川　最北の湧水地」とういものうなずける。

園内には「北上川　北限の湧水」と書かれた木製の支柱がある。そして「北緯４０度５分３０秒　東経１４１度７分２０秒」とうっすらと書いているが、それ以上、説明の案内板はない。

奥へ進むと、なにやら、茂みの中からチョロチョロと水が染み出ている。さらに進もうとするも、辺りはぬかるんでおり歩けない。ここが「北上川　最北の湧水地」とういわけだ。

ぐるりと後ろを振り返ると、七時雨山が見える。

ほんの１時間前に北上川源流　弓弭の泉を見たばっかりで感動が少ないものの、ここが北上川最北と思えば感慨深い。地図上では、弓弭の泉よりも先へ続いているので、見てみたいものだ。