七滝神社の湧水＠盛岡

場所は、盛岡市内から山岸方面に走り、白百合学園を横目に通り過ぎ、県営球場方面に曲がらずに岩洞湖方向へ向かう道を直進する。盛岡市内から時間にして１５分足らずで、すでに山の中を走る。国道４５５号手前に、３４０度ぐらいのほぼ逆向き右折の場所があり、そこを右折。すると秘境感たっぷりの景色に遭遇する。そこから１、２分走ったところに七滝神社がある。

境内の前には駐車スペースが広めにあるので、平日は難なく止めることができる。「熊出没注意」と張り紙があるが、そんなこと注意されなくとも、クマが出る気配がビンビン伝わる場所なので、本当に注意しよう。

鳥居を繰り抜けると、湧水が岩肌からジャバじゃと流れ出ている。そこの一つから管を差し込んでいて、水を汲めるようになっている。水は冷たく、とても綺麗。自然濾過で、透明度抜群！甘味があり、まろやかだ。

「この境内地内の岩肌より数箇所の岩清水が湧き出し、寒暖、豪雨などにも水量の差はなく、百日咳きなどの良薬と知られ、藩政時代には南部家に飲料として献上申上げた」、「岩清水湧き出る主なる七箇所を以つて、七滝神社と名称を改め、上米内一圓の氏神として斎祀った」と説明がある。確かに、岩肌から数箇所にわたって、清水が湧き流れている。

それにしても、澄み切った清水。そして、静かだ。