箱清水

盛岡三高を三馬橋方面へ入り、しばらくすると「箱清水」がある。緩やかなカーブの途中の歩道脇にあり、駐車スペースは無く、また、意外に交通量も多いので、車、バイクを停車する場合には十分に注意が必要だ。少し離れた安全な場所に停めることをおすすめする。

由来の立て看板には『盛岡三清水』と記載されているが、盛岡三清水は『御田屋清水』『大慈清水』『青龍水』1の３つだったような気がするが、どうなんだ？

また、看板には、
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『明治九年七月八日、明治天皇東北御巡幸の節、岩手県玉山村上田に駐蹕（ちゅうひつ）、三清水の中から最良の清水として御献水の栄を得た由緒ある清水』とあるが、岩手国体の道路拡幅で湧出口が封じられた。そして、平成八年三月に道路改良事業に伴い移転復元された。
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と書かれている。

チョロチョロと音は聞こえるが、石に囲まれているので、湧水口はよく見えず。また、直接、水に触れるのも難しいが、隙間から写真を入れ撮って見た。道路拡幅とはいえ由緒ある清水なら、何とかそのまま残すことは出来なかったものか？と疑問に思う。元の場所は不明だが、こうして復元してもらっただけ良しするか。

見た感じでは、にごりも無く綺麗な水。なんだかもったいないなーせっかくの湧き水なんだから、うまく利用できるように整備してほしかったのもだ。せめて、直接、手で触れるぐらいはしてほしい。