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テントの中の過ごし方

ツーリング話ではなく、1人旅の野宿では必ず直面する話である。

そう、つまり『1人キャンプでの過ごし方』だ!

泊りがけのツーリングとなれば、テントやホテル、もしくはキャンプ場のコテージ等。中には、シュラフに包まってそのまま地面にゴロンとするツワモノのいる。私は貧乏で貧弱者なので、もっぱらテント泊。仲間でするキャンプは、夜遅くまで酒盛りをして、寝る為だけのテントであるが、1人旅ではそうはいかない!

泊りがけのツーリングをした時、私はさっさと寝床(テントを張る場所)を探し、ゆっくりしたいほうなので、早々、テントを設置⇒する事がないので、とっととメシ⇒すぐに食べ終わるので一人酒⇒黙々と飲み終わり⇒午後8時前には終了~っていう図式となる。つまり、午後8時以降はする事が無いってことだ!

さぁ、どうしたものか?

1人旅を楽しむ者には、キャンプ場で別の人、もしくは別グループに加わり、一緒に酒盛りをする人がいる。また、それを好んで旅する人もいる。海釣りをする者、繁華街に出て遊ぶ者などなど。だが、私は違う!

1人旅は1人になりたいからだ!(っていうか、ただ単に人見知りをする私。)

まぁ、そんな訳で8時を過ぎるとなればテントへ入ってしまう。テントの中では、
①ラジオを付ける。
②多めに買っておいた酒をチビチビ飲む。
③明日のルートを確認する。
④酒を飲みながら物思いにふけてみる。
⑤が、アホらしくなる。
⑥ん?まだ9時前じゃん!
⑦する事ねーな、ってことで寝るとする。
毎度、こんな感じだ。

外を探索してみようとも思うのだが、なにせ、1人になりたい!ってことで極力キャンプ場は避けているので、辺りは真っ暗!ライト付けたところで、何も見えん!んーならば焚き火だ!っと思うのだが、虫が嫌いな貧弱者なので却下。あと、どんなできるのかな?

話はそれるが、誰もいない場所での1人キャンプは結構、怖い。動物たちの鳴き声はスゴイし、風によるガサガサ音もすげー!

それと雨!テントに打たれる雨音はハンパじゃない。うるさいったらありゃしない。だが、もっとも恐怖するのが、人の声!!

夜中、誰もいないはずのテント周辺でのひそひそ声。はっ!!っと目が覚める!恐々とテントの中から様子をうかがう。幽霊ならマシ。本物の人間だから怖いのだ!何か変なことをされないかドキドキである。 複数人の声などするとテントを壊されないか心配になる。肝っ玉のでかい持ち主なら爆睡してるだろうが。

今ならリアルタイムでホームページを更新する人もいるだろうね。パソコンでテレビも見れるな~ケータイでも見れるか!でも、それじゃーあんまり家にいるのと変わらなくなってしまう。

んじゃーなにすんべ?って事だ。皆さんはどう過ごしてますか?